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フォース()とはアメリカ映画『スター・ウォーズ』シリーズに登場する架空のエネルギー体。作中における、銀河の万物を包んで満たしており、ジェダイの騎士やシスの暗黒卿が用いる超常的な能力の源となっている。 1977年のシリーズ公開第1作目『スター・ウォーズ』の劇場公開時には「」という訳語が充てられたが、近年では使われない。 2012年のウォルト・ディズニー・カンパニーによる『スター・ウォーズ』シリーズの制作会社ルーカスフィルムの買収に伴い、それ以前に展開していたスピンオフ(外伝)作品は「レジェンズ(非正史)」として分別されることになった〔『スター・ウォーズ ニューズウィーク日本版 SPECIAL EDITION 「フォースの覚醒」を導いたスター・ウォーズの伝説』MEDIA HOUSE MOOK、78頁。〕。この記事には、実写映画シリーズを始めとする「カノン(正史)」における設定以外にも、スピンオフ(外伝)作品の「レジェンド(非正史)」の内容も含まれる。 == 概要 == 生まれつきフォースに敏感な者は、目には見えないこのフォースの「流れ」を感じ取り、更にそれを制御して、自由に操作することが可能である。 ルーク・スカイウォーカー、ヨーダ、オビ=ワン・ケノービ、クワイ=ガン・ジンなどを代表とするジェダイの騎士が用いるフォースは「ライトサイド(光明面)」と呼ばれる。 一方でダース・ベイダー(アナキン・スカイウォーカー)、ダース・シディアス(パルパティーン)、ダース・モールなどのシスの暗黒卿。またアサージ・ヴェントレスやジョルース・シボースなどに代表されるダーク・ジェダイは、怒りや憎しみといった負の感情によって引き出される攻撃性に特化した「ダークサイド(暗黒面)」のフォースを用いる。 『エピソード1』では、生物の細胞中に含まれる共生生物「ミディ=クロリアン()」の値がフォースの強さに影響を持つことが示唆されており、各個人の扱うフォースの強さは生得的な要素が大きいと考えられる。 作中では、ジェダイおよび反乱同盟軍の合言葉として、「フォースと共に在れ()」という文句が登場している。また、ジェダイは「死ぬ」という概念を「フォースとひとつになる」と表現し、数名ではあるが死後フォースと一体化しつつも、個人としての自我を保つことに成功している者もいる(クワイ=ガン・ジン、オビ=ワン・ケノービ、ヨーダなど)。また、前述の様にシスの暗黒卿にとってもフォースは重要な存在であるため、『エピソード2』の終盤では、元ジェダイにしてシスの暗黒卿へと寝返ったドゥークー伯爵(ダース・ティラナス)がダース・シディアスと対面した際「フォースは我らと共に」と発している他、『エピソード4』ではダース・ベイダーがモッティ提督にフォースへの信仰を侮辱されて激昂する場面があるなど、方向性は違えど、フォースを信仰することにおいては、ジェダイもシスも変わりない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フォース (スター・ウォーズ)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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